自転車のはなし

おはようごいす。ばーちゃんのいろりへようこそ。バーヤンオンラインのばーちゃんです。

 

寒かったり暖かくなったり、天気も大変ですね。

大変なときは「大きく変わる時」と誰かに言われた気がします。そんな3月の土曜日。

 

では、今日もお話をひとつ。

 

 

私にはや(と)んこの他に相方がいます。もう7年?8年?になるのかな。正しい年数は忘れてしまいましたが。

 

 

それはママチャリの佐々木さんです。

今日はその佐々木さんの話をしたいと思います。

 

 

先日、佐々木さんが不調を訴えて来たので、ホームセンターに行ってきました。そこで言われたのは「もう随分古いですし、治すくらいなら新しいのを買ってはどうでしょう」

 

ホームセンターに行く前はそんなことを考えもしなかったので言われたときは衝撃でした。

ああ、もうそんなに乗ってたかあ。1万もしない値段で見つけた、ギアもついていない超軽量ママチャリ。

 

でも私はすぐに「いえ、大丈夫です」と返したのです。佐々木さんは時には2時間かけて目的地に私を連れて行ってくれました。台風の日も雪の日も私を乗せてくれました。どんな道でも一緒でした。一度、盗られたこともあったのですが戻ってきてくれました。

 

私は佐々木さんが一生を終えるまでそばについていようと決めていたのです。

 

私が返事をしてから「分かりました。そしたらしっかり治しますね」と店員さんは仰ってくださり、しばし佐々木さんとお別れ。

 

その間、佐々木さんの大切さを身に染みて感じました。

 

それが二、三ヶ月まえの話でしょうか。

 

ホームセンターから帰ってきた佐々木さんはとても元気でした。チェーンも外れることも減り、タイヤを替えて爽快、爽快。

 

ですが、二、三日もするとすぐに後輪の元気がなくなったのです。

そのため、毎日後輪の空気を入れてお出かけします。今日もまるで当たり前のような顔で「じゃあ、今日もよろしく」と言わんばかりの顔で駐輪場にいました。時間がギリギリのときも「今日も空気なくってさ〜、頼むよ」と。

 

 

そろそろ新しい自転車を買いたいと思います。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

バーヤンオンラインのばーちゃんでした。

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